がんに生きる

父親が「ガンサバイバー」になってしまいました。がんとともに生きる方々、それを支える方々との、情報共有の場にしていきたいと思います。

ペンタサに思う

今日はちょっと脇道にそれてというか、

前回書くと長くなりそうだった、私自身の気持ちを、

潰瘍性大腸炎のお薬「ペンタサ」について、私なりに思うところを書こうと思います。

 

前回も書きましたが、お医者さんが自業自得だと言わんばかりなのは分かるものの・・・、

僕なりにインターネット上で調べてみたところ、

ペンタサの処方量としては1,500mg~4,000mgで、

ひどい時(活動期)には、4,000mg/日、

穏やかな時(寛解期)には1,500mg/日のようです。

父に、薬の量について少し話を聞いてみたところ、

症状がひどい時期ではないのに、

(浣腸も含めてですが)4000mgをしばらく処方されていた時期もあったようです。

 

ペンタサは基本的には

肝臓・膵臓に負担がかかる薬のようで、

副作用として肝機能障害があげられているし、

肝障害のある方は慎重にと書かれているにもかかわらず、

体重が40数キロしかない父に対して、

ペンタサの量が多すぎやしないかと思い、

自分としてはちょっとした不信感を持っていました。

また、お医者さんは診ている患者さんも多いので、

そんなに一人一人をつぶさに診てないかもしれないし、

思うことがあるなら一言言っておいた方が、

親父の方を向いてきちんと考えてくれるんじゃないか。

という気持ちもありました。

そのため、僕はペンタサの使用量について、

お医者さん手紙をしたため、両親に渡すようにお願いしました。

両親は、お医者さんに対して悪い気持ちにさせたくない思いがあり、

その手紙を渡したかどうかは分かりません。

(これは、その後渡したことが確認できました。)

あわせて、親父なりに不摂生を後悔したこともあり、

基本的にはお医者さんの考えに従うように結論を出したようです。

また、治療法については、実家が片田舎なもので、

セカンドオピニオンをと、別の病院を考えたところで、

他の都市にある病院での治療だと、3ヶ月~半年後になってしまい、

病状も悪くなっている可能性もある。

そういうこともあり、この土地での抗がん剤治療という選択をしたんだと思います。