入院
仕事中、急に母から電話がかかってきました。
電話を取ると、母は少し取り乱しているようでした。
話を聞くと、前日夜中、父が胸のあたりが苦しいと話をしたそうで、
母が父を支えて車で移動しようかと思い、移動を試みたそうです。
父の足はむくみが激しいこともあり、自力でほとんど歩くことができず、
母は、40数kgのおもりを一人で引き摺るようなことになってしまい、
玄関先の階段で二人で転んでしまったそうです。
(そんな状況なら救急車を呼べばいいのに。と思いつつ話を聞きます。)
七転八倒しながらタクシーを呼び、救急のある大きな病院へ向かいました。
状況としては急を要さない病状だったようで、ひとまず安心・・・、
といいたいところでしたが、ここでちょっと困ったことが起こったそうです。
父は、以前は抗がん剤の治療のためにこの大きな病院にお世話になっていたのですが、
今現在、緩和ケアの状態で、お世話になっているのは別の病院です。
そのため、通常の形で入院をすることができないと断られてしまったそうです。
なんとか説得して、父を朝まで預かってもらい、
朝になってから、今お世話になっている病院へ搬送してもらい、
そちらの病院へ入院。
ちょっと状況が落ち着いたために連絡をしたそうです。
夕方頃の電話だったので、すぐに帰ったとしても面会時間の終わりに間に合わないな・・・と考えて、
ひとまず仕事を区切りよくつけて翌日午前中に病院へ行くことにすることを伝えて、電話を切りました。
その後、上司からも了解をもらい、数日間お休みをいただいて実家に帰ることにしました。
少しずつ悪い方向へ
先日載せた「先日」以降、時期柄仕事が少し立て込んできていたため、実家に帰ることができなかったのですが、
父の状況は少しずつ悪い方へ動き始めていたようです。
なんとか生きることへの希望をと思い、最初の数日は毎日少しだけ電話を、
その後は時々電話とメールをするようにしていましたが、
実家で話を聞いた時に足が動かしづらいと言っていた父は、
むくみの影響もあってか、3週間ほどで歩く力が徐々に落ちていったようです。
母も言ってくれたらいいのに、息子に心配をかけまいと連絡をせず、
介護状態に近くなってきた父を一人で支えていたようです。
自力で歩くことが難しくなっていたため、トイレも少しずつ自分で行くのが難しくなっていたようです。
トイレまで一緒に行き、一度離れ、終わった後は立ち上がるのを支え、戻ってくるところまでを介助する。
風呂に入れるのも大分苦労していたようです。週に2回入れたかなというところだったみたいです。
ほとんどのことを支えていた母は、疲労が大分たまっていたのではないかと思います。
そんな状況だったこともあり、役所にお願いして介護認定を取る段取りも取っていたそうです。
また、部屋には、自動で背や足を昇降できるベッドや、低い段差の階段や車椅子も注文していました。
僕から渡したライフ治療器は、とりあえず1週間ほどは毎日1時間程度使ってくれたようでしたが、
徐々に衰える身体を支えること自体が難しくなったため、「疲れた」と言って使わなくなってしまったそうです。
少しずつ状況が悪くなっているのは感じていました。
1ヶ月ぐらいしたら、もう一度実家に様子を見に行ってみよう。
そう思っていた矢先、母から電話がかかってきました。
ライフ治療器登場
先日、少し元気がなくなってきたと母から連絡があり、
ライフ治療器の話をして、使ってもらうようにお願いしてきました。
少しむくみの出てきた足と手に端子を装着して、ひとつずつ操作方法を教えました。
ちょっとピリッとするな・・。などと時々言いながらも使ってくれました。
あとは、実際に継続して使ってくれるかどうか・・・。
そして、効果が出るのか・・・。
先日
つい先日、仕事が一段落ついたところで、実家に電話をしてみたところ、
「最近元気がない」「むくみも出てきた」と母から話があり、
「じゃあ帰って励ました方がいいかな?」と聞いてみると、
「そのほうがいい」と。
本当は、もう1~2週間後に帰ろうかと考えていたのですが、
大分状況が進んでいるのではないかと思い、かなり心配して実家に帰ってみました。
約2ヶ月ぶりの帰省。
思ったよりは元気そうでしたが、むくみは結構あり。
特に顔と足のむくみが結構ありましたが、がんの症状として現れるはずの腹水はあまりなさそうでした。
聞いたら、抗がん剤治療で治療費がかかったから、確定申告の手続きをして疲れてしまったとか。
共生日記がおろそかになっていますが、現在の状況を。
昨年11月の終わりごろだと思いますが、
お医者さまから「これ以上治療を継続することが難しい」とお話があったそうです。
父も母もそれを理解し、了承したようです。
標準治療的な見方からいえば、『緩和ケア』の段階に入ったということです。
お医者様からは、「よくがんばった」というニュアンスのことを言われたそうで。
なんだかそれはそれで腹が立ちましたが。
父の今までの抗がん剤の治療履歴ですが、
アブラキサンとゲムシタビンの点滴による治療を6ヶ月(うち、後半の3ヶ月は10%減量)、
この時は状況は変わらなかったものの、投薬による副作用と白血球の減少が治療と生活に大きな影響を及ぼしました。
その後はTS1という飲み薬を6ヶ月、クールで行くと3~4クールほどを行いました。
こちらは副作用はなかったものの、治療としてはあまり効果がなく、
お医者様の見立てでは、がんが少しずつ進行している状況だそうです。
そして現在は、抗がん剤の投与のない状況。
むくみが出てきたら薬を。痛みが出てきたら薬を。という段階です。
共生日記も、私が実家に帰った時と、その間の連絡を取っているところで聞いた状況と、感じたことをお知らせするのがメインになってくるかと思います。
今、自分自身としては父にはもっと長生きして欲しいという思いはありますが、
それが許される状況ではないということも、ひしひしと感じています。
だったら今父がやりたいことをしてもらい、毎日を過ごしたいように過ごしてもらうことが、一番いいのかなと思ったりもしています。
ただ私は、父をきちんと最後まで見届けることだけはきちんとやろう、
そう決意したのでした。
ライフ治療器について【まとめ】
ライフの治療器を購入するまで、そしてその後使用までのページを一覧にしてまとめてみました。
・導入まで
・使用について
【設定編】が続く予定・・、
そして、グループ21~25の設定の時に参考となる、
治療に用いる周波数の資料を以下に挙げます。
日本語版ライフの周波数帳
ライフ治療器を実際に使ってみて(感想)
ライフの治療器について、使い方の簡単な紹介は以下のとおりになります。
今後は、グループ21~25への設定と使用について追記していこうと思っておりますが、
ここでちょっと余談を。
私がライフ治療器を使ってみての感想を述べたいと思います。
まず結論から言わせていただくと、
「効いているのではないかという、実感があります。」
なぜ、こんな書き方になってしまうかといえば、
ただ、私ががんではないということ、その他に大きな病気がないため、
ライフ治療器による効果が「はっきりとありました!」とは断言できないから。
私の使い方は、スイープモードで1サイクル100分という時間が取れなかったもので、プログラムモードで、5分ずつ10個の周波数をあてていました。
痛み(グループ19)、ストレス(グループ20)などや、プログラムで「腰痛」の周波数を設定して、治療にあたっていました。
ライフの治療器を使用した後、説明書に書いてあるような、
すっきりとした感じ、気持ち良さのようなものを感じました。
あと、水が飲みたくなります。(これは個人差かも。)
やはり身体の中で何か起こっているのでしょうかねぇ。
私は以前に一度ぎっくり腰をやってしまい、
時々恐々とした状況が訪れる度に、負担のかからない姿勢・・と心に問いかけて作業をしていました。
今回機械をあててみて、大分心配のないレベルにまで落ち着いているような気がします。
多少無理な体勢をしても、荷物を持ってはこべそうです。
ただ、確かな証拠があるのかといわれると、なんともいえないのですが、
実感としては効果があるのかなと思いました。
父のがんに対して効果があるのかは、まだ分かりません。
ただ、人体に有害ではないこと、なんとなく効果があるという実体験をもとに、
実家に帰り、父に試してみようと思うことができました。
いざ【治療編】!
前回は装着から電源ON後の設定まででしたが、
今回はついに機械の操作を。
全体として、そこまで難しい操作はありません。
あるとすれば、周波数の設定をする部分かなと思いますが、そちらは後日。
早速ご紹介を。
全部で25のグループがありますが、1~20までのグループはあらかじめ決められています。
プリセットのグループ一覧
グループ
1 :関節炎、リウマチおよび骨粗髭症
2 :喘息およびアレルギー包括
3 :性病包括
4 :特殊肝炎、A型、B型、C型肝炎
5 :歯科包括、口腔衛生
6 :がん包括
7 :転移(臓器)がん包括
8 :ライフ博士専門のMOR CW周波数
9 :アルツハイマー病とその他の認知症
10 :グラム陽性/陰性細菌感染(風邪およびインフルエンザ)
11 :ウイルス包括
12 :緊張冗進症(高血圧)
13 :心臓病および慢性閉塞性肺疾患包括
14 :(失念・・)
15 :フルダ・クラーク博士寄生虫一般
16 :がん:乳房特異的
17 :脳障害と脳疾患
18 :糸状菌(一般)およびヒトの真菌症
19 :痛み、一般
20 :ストレス障害(一般)
21~25のグループは、自身で周波数を設定できるグループになります。
これは別途記載したいと思います。
以下、操作方法です。
電源を入れると(最初に起動した場合は設定後に)、
グループ1が出てくるので、∧(increace)、∨(decreace)を押して所定の病気のグループに合わせる
・グループ1~20まではあらかじめ病気が設定されています。
1.スイープ
・10分ごとに10個の周波数の電気が流れる
- 『∧』『∨』でスイープに合わせる
- 『エンター』を押すと、治療開始。画面に「遊び」(多分playの日本語直訳)と出る
(10分×10周波数で100分が自動的に進みます)
- 中断したいときには『エンター』を押すと停止。
- 停止の状態で『Esc』を押すと動作モードを選ぶ画面に戻る
- 動作モードを『∧』『∨』で選ぶ、『Esc』を押すとグループ選択画面に戻る
2.パルススイープ
・1秒ずつ10個の周波数の電気が流れる
操作はスイープの時と同じ。
- 『∧』『∨』で「パルススイープ」を表示させる
- 『エンター』で治療開始。(「遊び」と表示)
(20秒程度で1サイクル)
- 『エンター』で治療中断。(「停止」と表示)
- 「停止」状態で『エンター』で治療再開、『Esc』でモード選択画面へ
3.ラン
・10個の周波数を手動で変えながら電流を流すモード
- 『∧』『∨』で「ラン」を表示
- 『エンター』を押すと、周波数の右が「0~9」の数字で点滅している
- 『∧』『∨』で0~9の10の周波数の数字を選ぶ
- 『エンター』を押すと、選択した周波数の電流が流れる。(「遊ぶ」と表示)
- 再び『エンター』を押して停止させるまで、ずっと電流は流れ続けます。
- 停止後『∧』『∨』で別の周波数に移動
- 『エンター』を押して治療開始、『エンター』で停止。
※操作としては、
①「ラン」を表示させて『エンター』(治療開始)
②『エンター』を押して停止、『∧』(もしくは『∨』)を押して別の周波数に移動
③『エンター』を押して開始、『エンター』で停止、『∧』(or『∨』)で次の周波数へ移動。
…と10個続けていくことになると思います。
その他、
治療としては、慣れればスイープモードで、寝ながら、テレビ見ながらなどと使うのが標準になってくると思います。